<   2005年 04月 ( 2 )   > この月の画像一覧

The Gents 無事帰国。皆様、有り難うございました!

アルケミスタがサボっている間に、皆様、書き込みをいただき有り難うございます。

主催者が言うのもなんですが、素晴らしかったですね!
今回の公演では、4月23日のすみだトリフォニー公演をNHKがTV収録しました。
放映日が決まりましたら、ここでお知らせします。

また来日中、リーダーのペーター・ダイクストラが月刊「ぶらあぼ」と「音楽の友」のインタビューを受けました。そのインタビューを横で聞きながら、また打ち上げの席でメンバーと話しながら、分かったことがいろいろあるので、ちょっとお話します。

まず、メンバーはペーター以外は皆アマチュアなのです!
あのクウォリティを聴いてしまった後、やはり驚き!ではないですか?
仕事柄、いろいろプロの合唱団を聴いていますし、仕事でも今や日本を代表すると目されている合唱団のマネージャーも長く勤めましたが、The Gentsの「合唱団」としてのアンサンブルの緻密さ、キャラクターの魅力、表現力にはずば抜けたものを感じます。

個々のメンバーの職業もいろいろで、ホテルのオーナー、プログラマー、リサーチャー、大学の先生、大学生など等。テイーンエイジャーもひとり。

彼らはThe Gentsの活動から生活のためのお金を得る必要がなく、The Gentsはただ歌う喜びのため、仲間とワイワイするため、訪れたことのない国、大好きな国を訪れるため、そこでファンと出会い、音楽の喜びを共有するため、なのです。

行き返りのバスの中や打ち上げでは、お金を払わなくてもいいの?と思いたくなるほどの絶え間ない歌のメドレー。最後の打ち上げには、ファンの女性も飛び入りで参加されました。

できれば来年、また呼びたいと話し合いをはじめました。
ぜひ引き続き応援をお願いします。
c0054453_15261117.jpg

(C) 林喜代種 Kiyotane Hayashi

*プロフィールの紹介も若干間違いがあったのですが、「ローデン少年合唱団」は教会の付属聖歌隊ではなく、私立の団体で、ペーターのお父さんが音楽監督兼トレーナー、しかしその活動の大きな部分は、ローデンの教会のためのものだそうです。
[PR]
by thegentsclub | 2005-04-28 15:35 | 裏話?

聴かなきゃ、そん?(アルケミスタ・メルマガから)

21日(水)のThe Gents大阪公演は、満場のお客様の興奮のうちに終了しました。会場は、大阪市中央公会堂。やっぱり、このグループ、イケテマス。

プログラムは、すみだトリフォニーホール公演のプログラムの中から、R.シュトラウスをデュルフレ、プーランクにしたプログラムでした。

まず、1曲目のシューベルトからグループの並々ならぬ実力が伺われました。会場の中央公会堂は、美しい明治建築の洋館。近年改修されて音楽イベントにもつかわれるようになりました。http://www.nakanoshima-style.com/culture/culture2.htm 美しい内装にお客さんは感嘆していましたが、響きは比較的デッドでアカペラには不利な音響でちょっと心配していたのですが、まったくの杞憂。バランス、イントネーションが素晴らしく、ホールが実際より響いている感じがするほどでした。

続くレントヘン(オランダ人なので“ヘン”でした。プログラム、間違ってます!)では、時にR.シュトラウスかな?と思うほど妖しい後期ロマンの情緒薫る作品を、十分に濃厚に、しかし若手グループらしく鮮やかに歌い上げ、ほ~っとため息。

イギリス民謡(ヴォーン・ウィリアムス編曲)は本番をお楽しみに。

続いては最近リリースされた「永遠の光」からデュルフレとプーランク。
オランダで発売記念公演をこなしてきたこともあるでしょうが、作品を物している!という自信がにじみ出る名演。カテドラルでどんなに美しく響くか、想像しただけでゾクゾクします。

後半は武満、イギリス民謡のスタンダード、そしてビートルズ・ナンバー、かつての名カウンターテナー、ダイクストラが時々売りかえって美しいバスを披露、フレージング自在の歌に、彼の音楽家としての“格”の高さを感じます。詳しくは書きませんが、彼は時々「ボケ」もカマシ、場内を盛り上げてました。

会場のスタンディング・オヴェイションに迎えられて、アンコールはなんと八代亜紀の「舟唄」!実は19日「愛・地球博」で八代亜紀本人とファドのクリスティーナ・ブランコと「水・港」をテーマしたイベントと共演していたのです。日本、オランダ、ポルトガルは港つながりですからね。演奏と編曲は、静かに聴ければ、情緒豊かな素晴らしいものだったのでしょうが、お客さんは思わぬアンコールに大喜び、途中伴奏部分をスキャットで歌うたうとちょっとも笑いも。いや、笑いたくなるほど面白いんですけどね。

最後はスピリチュアルで、ダイクストラが「ニューイヤーコンサート」ばりにお客も指揮して、盛り上がりました。

休憩中、公演後はメンバーが会場をうろうろ、即席サイン会になりました。特に終演後の盛り上がりは凄まじかった。

いや~、楽しい公演だったと思います。自分でつけた「コピー」ですが、まさに「極上のエンタテイメント」でした!
[PR]
by thegentsclub | 2005-04-21 23:16 | 来日コンサート情報